こども起業塾

農業編

ほどヨイ!田舎 えーがん 勝央

平成30年度 しょうおう志援協会活性化事業推進交付金事業

第1回レポート

『ライフプランと金融機関お金の流れ』

気持ちのよい青空のもと、勝央町の「ファーマーズ・マーケットノースヴィレッジ」にて『こども起業塾 〜農業編〜』第1回が開催されました!受講生は小学3年生から6年生までの13名。津山市や岡山市からも参加いただき、普段の学校授業だけでは得ることのできないことを経験していただきました。

まずは『こども起業塾』の主催者でもある井上高志先生からの開会のご挨拶です。

続いて『しょうおう志援協会』会長でもあり、広告マンとして第4回に登壇もされる、本行才泰塾長よりご挨拶です。「学校とは違う新しい情報を知ること、世の中で当たり前だと思うことを不思議に思い問題を解決すること、仲間といっしょにゴールを目指すことがとても大切で、この塾を通じて学んで欲しい」と熱く語られました。

緊張と体をほぐすための体操。
子どもたちのほうが上手で、大人たちはぐだぐだです。(^_^;)

好きな色のペンで自分の名札を作ってゆきます。
「デコっていいですかー」とノリノリの子がおり、個性はさまざまです。

緊張の自己紹介です。小学校の名前と一言コメントを発表します。
そして、発表した子の「いいところ探し」を残りの全員で言い合います。
「勉強が得意そう!」
「おもしろそう!」
「やさしそう!」
「明るそう!」
「友達が多そう!」

などなど、徐々に緊張もとけ始め、柔らかな雰囲気になってゆくのがわかります。

「なんでこんな『いいところ探し』をしたのか?それは別の小学校でも学年でも、みんなは敵同士ではなく、味方同士で、これから一緒に学んでゆく仲間なんだよ」と井上先生がお話されました。

そしていよいよ最初の授業が始まります!
まずは、普段「ファイナンシャルアドバイザー」の仕事をされている山本大輔先生による「ライフプラン」のお話です。
「将来の夢は?どんな仕事に就きたい?」質問を投げかけながら、仕事や夢を持つことの大切さをお話されました。

そして、なりたい自分の仕事や夢を叶えるための『未来年表』を作るワークショップです。
「20歳の時にこうなりたい、30歳の時にこうなりたい」。
すらすら書ける子も、どうやって書いたらよいか悩む子も真剣に将来を考えます。
「お父さんの会社を継ぎたい」
「学校の先生」
「裁判官」
「イラストレーター」
「ペットショップの店員」
「パティシエ」
「棋士」
「介護福祉士」
「ダンサー」

など、実はお父さんもお母さんも知らないかもしれない夢を、みんなで発表しあいました。

続いては、中国銀行で「金融」の仕事をされている赤松義崇先生の授業で、「お金の流れ」についてお話していただきました。
特別に職員さんたちが練習で使う模造紙幣を持ってきていただき、見事なお札さばきに子どもたちからも歓声があがります!

普通の生活をしていてはなかなかお目にかかることのできない、『一千万円!』の模造紙を手に取り、テンションは上がりっぱなし!(^o^)

「商品とお金の交換によって、お金は循環するものなんだよ」とおもちゃを使って、お金の大切さと役割を楽しくわかりやすくお話されました。

難しい授業の後は楽しいお昼ご飯です。
勝央町のお食事処「一蔵」さんによる、地元の食材をふんだんに使ったお弁当です。
手を合わせて「いただきます!」
年長さんはお手伝いをしたり、小さい子の面倒を見てあげたり、和気あいあいと楽しみながらのお食事です。

お昼ご飯の後は、気分を少し変えるために、簡単なカードゲームです。今の自分の気分にぴったりなカードを選んでもらいます。

「楽」しい!

「新」しいこといっぱい!

難しいと感じるかなと不安でしたが、先生方のわかりやすい授業のおかげで、おおむね好評のようです!

最後は、授業の振り返りと、夢や目標にチャレンジして、失敗した時のことも考えてもらいます。2つのグループに分かれ、どんな手があるかのディスカッションです。

わかりやすいよう、アニメの作品中に出てくる名言を引用し、
「チャレンジには失敗がつきもので、大切なのはそのあと」
「失敗した他人も自分もゆるせるように」
「レベル上げの材料をたくさんあつめよう」

とお話されました。

最後にひとりひとり、今日の授業の感想を発表してもらいます。
大勢の前で発表することは大変ですよね。
この「こども起業塾」の最後にはどんな成長をとげているか、今から楽しみです!(*^_^*)

第2回は、奈義町で「なぎビーフ」の生産を行い、岡山市内へレストランを出店されている「オリジナルキューチ」豊福祥旗先生を迎えた農業の現場的な内容です。

次回の授業もお楽しみにー!

<おまけショット>

インスタ風パネルで記念撮影!
授業が終わった開放感からなのか、みんなニッコニコの笑顔でした。(^_^;)

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