こども起業塾

農業編

ほどヨイ!田舎 えーがん 勝央

平成30年度 しょうおう志援協会活性化事業推進交付金事業

第3回レポート

『お店の商品を自分で作ってみる』

『こども起業塾 ~農業編~』第3回です!勝央町の北部、古吉野コミュニティセンターを会場に、『お店の商品を自分で作ってみる』をテーマに授業が行われました。

第3回の先生は前回に引き続き、株式会社『オリジナルキューチ』豊福祥旗先生、新たに『イースト・マスター秀地』阿黒尋子先生、『合同会社のふう』筒井則雄先生、『かわら小町』のみなさんです!

まずは前回の振り返り。井上高志先生より、前回の授業で学んだ内容ついて復習します。

本日の先生は、『イースト・マスター秀地』阿黒尋子先生です!
栗を中心とした生産・加工・販売を行っており、勝央町の特産品群『勝ブランド』にて『勝ぐり』も開発されています。

最初の授業は、旬のじゃがいもと何の素材を使ってもいいので、『ポ◯トチップス』の新商品を考えてみる取り組みです。

何と何と組み合わせたらどんな新商品ができるのか考えます。

「カレー味」「低カロリーの野菜味」「辛子明太子バター味」「ビビンバ味」など、パッケージの絵も描いてもらい、発表してもらいました。

「商品を考える」ことの後は、「商品を作る」ために、手を洗ってエプロンに着替え、調理場へ移動です。

「よろしくお願いします!」調理実習でお世話になる先生がたへご挨拶。今日は『ビーフジャーキー』『牛丼』『黒豆かりんとう』『桃ようかん』をみんなで作ってみます。

まずは前回に続き、豊福先生による『なぎビーフ』を使った『ビーフジャーキー』作り。ダンボール箱と鉄串、ホームセンターで購入した桜チップなどで、ササッとお手製の燻製器を作られました。

続いて、河原地区で加工をされている『かわら小町』さんたちによる『黒豆かりんとう』作りです。

慎重に包丁でカット、油であげて、手際よく味付けします。甘しょっぱいできたての味に、みんなニコニコの笑顔!(^o^)

さらに、『合同会社のふう』筒井則雄先生による『桃ようかん』作り。減農薬にこだわった、ブドウを中心とした様々な果実を栽培され、プリンやチョコレート・ドライフルーツなどの商品加工・製造・販売まで手がけられている方です。

桃のジャムとリキュールを混ぜながら、丁寧にひとつひとつ作ってゆきます。授業やお手伝いで慣れているのか、みんなテキパキと作業されます。

そうこうする間にビーフジャーキーもよい感じに仕上がってきたようです。(^o^)

最後の一品、『なぎビーフ』を使った『牛丼』作りです。「猫の手で包丁を扱うんだよ」と優しく教えられます。

高学年は約30人分を計算しながら味付け。重大な作業です。

そして牛丼のお肉は贅沢に『なぎビーフ』を使用します。米も玉ねぎも地元産にこだわった特製の牛丼になりました。

いよいよお待ちかね!お昼ごはんの時間です。

牛丼に、デザートの桃ようかんと黒豆かりんとう。みんなで美味しくいただきました!

午後からは今日のまとめの授業です。

豊福先生が前回の授業で学んだ内容を振り返りつつ、「みんなが牛丼を食べるまでに、多くの人が関わり、お金もたくさんかかるんだよ」とまとめられます。

阿黒先生は、「自分たちで野菜を種から作ってみましょう!」と、野菜の種を2袋ずつ持って帰ってもらい、次回の授業で、栽培管理記録簿を報告する宿題を出されました。

最後に本日のまとめです。次回の授業に向け、「何をしたら売れるのか?」商品を売るためにできることを、考えてもらいます。

ブレインストーミングの手法で、司会・書紀・計測役を決め、意見をたくさんだすことを競ってもらいます。

「Youtube」「CM」「試食をする」「店内をかわいくする」「割引券を配布する」 広告・販促・プロモーションなど、販売のための手法が次から次へと出てきます。

授業はあと1回、そして最後はいよいよ7月21日『スイーツまつり』での出店です。みんなの学んだ内容が目に見える形になると思うと、今から楽しみです!

第4回は、『株式会社勝央体験ファクトリー』本行才泰先生と、『株式会社ウェブおかやま』中西竜太先生、フリーランスデザイナー佐桑充倫先生による『お店を出す準備をしよう』をテーマに学んでいただきます。

次回の授業もお楽しみにー!

<おまけショット>

ビデオカメラでの撮影に興味津々の子どもたち

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